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子どもがはじめてであう絵本 第1集 4冊セット
・ブルーナ
【福音館書店】
発売日: 1964-06
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
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・ブルーナ ・石井 桃子
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カスタマー平均評価: 4.5
4冊がセットです 「ちいさなうさちゃん」、「うさこちゃんとうみ」、「うさこちゃんとどうぶつえん」、「ゆきのひのうさこちゃん」の4冊がセットになってボックスに入っています。入っているそれぞれの本の内容はともかく、絵もかわいくて、色使いもきれいなので、子供の生まれた人にプレゼントするには無難な選択だと思います。
お気に入りです 赤ちゃんに自由に触らせる初めての本として娘に買いました。 娘が10か月のころから読み聞かせています。 いま1歳2か月ですがすっかりお気に入りです。 自分で本を出してページをめくり,何度も見ています。 題名を言っただけでニコニコで,読んであげると手を叩いて喜びます。
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[ 大型本 ]
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和菓子のほん (たくさんのふしぎ傑作集)
・中山 圭子
【福音館書店】
発売日: 2008-01
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
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・中山 圭子 ・阿部 真由美
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カスタマー平均評価: 5
四季の和菓子を堪能してください この本を作るあたり、株式会社虎屋のご協力をいただきました、と記してあるくらい 本格的な『和菓子のほん』日本ならではの和菓子の色、名前、形、味わい、歴史や 作り方などから、四季の和菓子を堪能してください。2008年1月発行
名前に込められた和のこころ 月刊誌たくさんのふしぎ231号のハード化。
巻末に「この本を作るにあたり、株式会社虎屋のご協力をいただきました。」とあります。
このさわやか?かつ、おいしそ?うなイラストがたまりません。
フォント、余白などレイアウトセンスもすばらしい本です。
どんな食感なのか想像するだけでも楽しいですよ。
ただし、七五三のページで、3歳用の被布をお姉ちゃんがお召しなのはいただけない?
春、夏、秋、冬
/和菓子ごよみ/和菓子と年中行事/和菓子は何でできているの?/どうやって作るの?/
型を使った和菓子/和菓子と器/いろいろな香り/和菓子のデザイン/
この和菓子は何を表しているのかな?/色合いを楽しむ/300年まえの和菓子の絵図帳
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はるにれ (日本傑作絵本シリーズ)
【福音館書店】
発売日: 1981-01
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
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カスタマー平均評価: 5
ハルニレの表情を楽しむ 1本の大きなハルニレの木の写真だけで構成された本です。表紙は寒々とした冬を迎える前のハルニレの写真です。ページをめくると青空の中に一本のハルニレが立っています。秋を感じさせる景色はやがて冬になり、雪景色の中のハルニレをとらえます。大きな木でありながら、細い枝ばかりが目立つハルニレは、朝から夜までの様々な表情を私達に見せてくれます。
圧巻は若枝から沢山の葉を蓄えた、堂々たるハルニレの姿です。ページ一杯にこれでもかといわんばかりの緑色のハルニレの木があります。そこには偽りのない「自然」がありました。ハルニレの木の下にも緑があり、その木の下で昼寝をしたらどんなに気持ちが良いだろう、と私は思いました。子どもから大人まで、じっくりと味わって欲しい一冊です。
何度も眺めたい本 この本との最初の出会いは幼稚園でした。
毎月一冊配られる絵本を楽しみにしていた私、
ある日渡されたのはいつもと全くテイストの違う写真だけの「はるにれ」。
そのころは何処へ言葉が隠れちゃったんだろう、とページを行ったり来たりするだけでしたが、
ある日・・・中学生の頃でしょうか・・・
季節や時間によって百面相のように表情豊かなハルニレの美しさに気付きました。
柔らかな新緑の姿や、霜に覆われた凛とした姿。
月光に照らされた枝や朝日を背景にそびえた幹。
長く枕の下に常備して、いろんなストーリーを頭に描きながら寝る前に眺めたものです。
あのころからもう20年がたちました。
今度は我が子と一緒に、久しぶりに読みたくなりました。
このはるにれは 今も元気なのだろうか 1981年 第一刷発行の本がここにある
「これはいい」と思った本がロングセラーになるのはとても嬉しい
「4才から」と書いてあるけれどこれは大人のほうが効きそうだ
仲間のいない一本のはるにれが 鳥や虫たちとなにを話したのだろう
いったい何万回の朝日を見てきたのだろう
月や星を眺めながらなにを想ったのだろう
吹雪に耐え 新芽を吹くことを忘れない生命力はどこにあるのだろう
樹には人間が持っていないたくさんのものを宿していると思う
ロングセラー 高校時代の誕生日にクラスの女の子からプレゼントされたのが本書である。 その子とは別に付き合っていたわけではないし 僕も他に好きな女の子もいた。かといって その子が僕を好きだったかというと そんなことも無かったはずである。従い 今でも 何で本作をその子から貰ったのかが 分からない。 但し 高校時代は 自分についても他人についても 分からないことだらけであった事も確かである。青春時代の甘酸っぱい謎の一つとして本書がある。 そんなわけで 手許に残ったのは 本作だけである。たまに見ても はるにれは 色褪せずにすっくと立っている。この本も しかし ロングセラーになった。自分でも理由はよくわからないが 僕としては何故か嬉しい。
響く絵本 これまでさまざまな絵本を読んできたが、この絵本独特のオーラをもっている。言葉は一言もなく、写真の一枚一枚、その連続性の中で1本の木が在る。木の在り方と、自分の人生が重なり合い、言葉にならないくらい心が震えた。ずっと、そばにおいておきたい絵本。
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はじめてであう すうがくの絵本 (2)
・安野 光雅
【福音館書店】
発売日: 1982-11
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
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・安野 光雅
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カスタマー平均評価: 5
初めて出会う数学の本として秀逸 すばらしい本ですね。数学を絵本にするとこうなるのですね。私は既に理系大学を随分前に卒業してしまっています。それでも結構楽しめました。ブラックボックスからトポロジーの話が美しい絵とともに紹介されています。本当に初めて出会う数学の本として秀逸と思います。
親子で楽しむ絵本 その4 ものごとを、楽しく「考える」練習になります。
頭を使って、科学し空想することができます。
こどもの頭は、まだきれいで柔軟ですから、
色がきつくなく、形もデフォルメされていない、
安野光雅さんの絵はとても良いと思いました。
この絵本のおかげかどうかわかりませんが、
息子は私と違って、数学の好きな高校生になりました。
はじめてであうすうがくの絵本 2 「はじめてであう数学の絵本1」を本屋で購入し、3歳の子供がとりこになりました。ぜひ、次がほしくなり、2と3を購入(夫が)しました。美しい絵をみながら、数字あそび、形あそびなどしながら、数学の考え方、知識の基礎が身につく本だと思います。小さい子に、数字や九九を教えたり、、を急がれる親が最近多いようですが、単なる知識を教えるよりも、こういう本で遊びながら、子供といっしょに数や形に親しむことが大切だなあとも思いました。 もちろん、4歳になった我が子は、2も3も夢中で、算数大好きっ子になりつつあります。
はじめてであうすうがくの絵本 2 「はじめてであう数学の絵本1」を本屋で購入し、3歳の子供がとりこになりました。ぜひ、次がほしくなり、2と3を購入(夫が)しました。美しい絵をみながら、数字あそび、形あそびなどしながら、数学の考え方、知識の基礎が身につく本だと思います。小さい子に、数字や九九を教えたり、、を急がれる親が最近多いようですが、単なる知識を教えるよりも、こういう本で遊びながら、子供といっしょに数や形に親しむことが大切だなあとも思いました。 もちろん、4歳になった我が子は、2も3も夢中で、算数大好きっ子になりつつあります。
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[ 大型本 ]
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ポテト・スープが大好きな猫
・T. ファリッシュ
【講談社】
発売日: 2005-11-29
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
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・T. ファリッシュ ・B. ルーツ ・村上 春樹
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カスタマー平均評価: 4
空気・・・見えないけど本当は一番大切なもの・・・ いるときは、さして気にも留めないけど、
いなくなったとたんにそのモノの存在の大きさに気づかされる・・・
そんな内容の本だと思います。
特別なことは何も必要なく、ただ、毎日がいつも通りに過ぎていく・・・
そして、ほんの少し、相手への気遣いができたら、きっと幸せな日々が過ごせるはず・・・
毎日、あたり前に顔をあわせている旦那さまに、ちょっとした思いやりが必要だな?とこの本を読んで思っている次第です。
これぞ、幸せ!
大人が楽しめそう 劇的な出来事は起こりません。
猫が人間の言葉をしゃべることもありません。
おじいさんもほとんどしゃべりません。
「わくわくする」「面白い」絵本ではありませんが、
語られるささやかな物語には無駄がなく、
きめ細やかで、あたたかい気持ちになれます。
おじいさんと猫の、あえて表現するならば
「現実的」な関係の物語を読み進めると、
読み終わった後に、うまく言葉では表現できない
穏やかな気持ちを味わうことができると思います。
言葉で表現できない感情(愛情のような?)
を楽しめる「大人」向けの絵本です。
(子供よりも)親や友人、恋人への贈り物にも良いと思います。
翻訳は困難、しかし・・・
村上春樹が訳さなかったとしたら、
日本で出版されることの無かった絵本では
ないだろうか。駄作だ、という意味ではなく
翻訳が困難であるという意味で。
巻末に村上春樹による解説が付いているが
この翻訳絵本は、その解説込みで理解が完結する。
解説まで読者にしっかりと読ませる翻訳者など
日本に何人もいないから、村上春樹以外で
この絵本が日本で完結するのは困難だったろう。
テキサスという地域性を相手にしながら
本書は普遍的な人間と猫との関係性を
解説するではなく、あるがままに差し出している。
それを普遍と確認できる、
私たち日本の読者はとても幸せだろう。
うちの猫と、こんな関係を築いてます。 おじいさんとトラ猫の本当になんでもない日常。言葉も少なく、ボディランゲージもなく、だけどお互いがお互いを認め合う、とってもいい関係だということがアクシデントによって判明。猫好きには超オススメ。
静かで穏やかな優しい感じの本です?☆ 村上春樹がある日、アメリカの街を散歩していて、偶然みつけた本。 パラパラとページをめくり「うん、これはいいや」と思って買って帰り、机に向かってそのまま翻訳した本だそうです?☆ 心を暖める猫の絵本という宣伝文句に惹かれました。
最後に村上春樹の解説が付いているのですが、絵を見ても見落としてしまっていた細かい部分の解説は、アメリカの生活がよくわかっておもしろかったです。 猫は本当によく描かれていると思います。 かわいい家猫風ではなく、あまり構わないおじいさんが飼っている手入れのされていない猫の感じが、毛皮の描き方によく出ていると思いました。
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したきりすずめ (日本傑作絵本シリーズ)
・石井 桃子
【福音館書店】
発売日: 1982-06
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
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・石井 桃子 ・赤羽 末吉
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カスタマー平均評価: 5
読み聞かせる大人が楽しめる絵本 私は幼少の頃、両親は仕事が忙しく、親に読み聞かせしてもらった記憶がない。
その分、わが子にはたくさん読み聞かせてやりたいと思う。
ストーリーの方は、なんとなく知っているようで、よく知らなかった。
うしあらいどん、うまあらいどんといった人物がでてくるなんてはじめて知った。
赤羽末吉さんの絵は見れば見るほど味がでてくるし、すばらしい一冊。
3歳の娘には、少し話しが長い部分もあるが、娘も大好きな絵本の一つ。
赤羽末吉の絵の、かちかちやま、くわずにょうぼう、いっすんぼうし、だいくとおにろく、こぶじいさま、かさじぞう。
どれも、はずせない昔話だと思う。
ただ、このしたきりすずめについては、1500円もするのは、やはり高すぎる。
800円ぐらいで値段を設定できないものか。
昔話を、良質な絵本で・・・ 日本の昔話を、アニメ版でない絵本で読んであげたくて、ももたろう、うらしまたろう、いっすんぼうしに続き、この本も購入しました。 絵はももたろうの赤羽末吉さんで、味のある落ち着いた雰囲気がいいです。文章も言葉がとても丁寧で、美しい日本語で読み聞かせられる貴重な絵本だと思います。
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はじめてであう すうがくの絵本 (3)
・安野 光雅
【福音館書店】
発売日: 1982-11
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
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・安野 光雅
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カスタマー平均評価: 4.5
たのしい知恵あそびの本です。 さんすうの世界に勉強とかの観点でなく 楽しい読み物で自然にはいっていけます。「ウォーリーを探せ」を彷彿とさせる知恵あそびの本です。幼稚園生でも十分理解できる平易な表現です。こどもがひきつけられそうな色使いでないので 星ひとつ減点です。
秀逸なすうがく入門 数学の印象がかわりました。こういう切りこみ方があったのね! 例えば、左と右を言葉で説明すると手を例にあげるくらいしか思いつかなかったけれど、 「ひだりとみぎ」では、見事に左と右の概念を教えています。 「きれいなさんかく」ではおりがみを折るし、「まよいみち」ではあやとりで、実際にやってみようかな、という気にさせられます。見た目は数学らしくない絵本だけれど、楽しみながら数学的な思考力が育つと思いました。
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[ ハードカバー ]
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バルンくん (0.1.2.えほん)
・こもり まこと
【福音館書店】
発売日: 2003-01-25
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
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・こもり まこと
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カスタマー平均評価: 5
5才だけどまだまだ好き… これは沖縄のホテルのロビーにあって、たまたま読み聞かせしたのですが、
気に入ってしまい、旅行中なんども読まされました。
ある日、本屋さんで息子が自分で見つけ大興奮!
購入することになったのですが……。
あれからもう3年くらいたつのですが、まだまだお気に入り。
ときどき出してきては、読んでます。
ほんと、かんたんな擬音語なんですが、
読んでるほうも心地いいし、つい気持ちが入っちゃう文章ですね。
ママ的には、最後の「うぉうぉーん」がお気に入り。
ぼく的には、カーブをぐぐっと曲がって下ってくるところがお気に入り。
クルマの種類は、わたしはわからないのですが、
5才になると息子があれこれおしえてくれ、それも楽しいです(笑)
パパと赤ちゃんのお気に入り 見る人が見れば、あの名車、この名車がしっかり描きこまれているらしいのですが、
車はよく分からないおかあさんも女の子でもお気に入りのバルンくん。
何よりおとうさんがお膝に赤ちゃんを座らせて読み聞かせるのにぴったり。
バルンくんになったつもりで、ばるるーんと膝をゆらせば子どもは大喜び。
三回も読めばぐずっていた子もごきげんが直ってしまいます。
かわいいのに偉大なバルンくん、0.1.2.えほんのなかでもオススメの一冊です。
乗り物好きの息子のお気に入り あまり絵本には興味を示さない乗り物マニアな息子ですが、
1歳の頃に買ったこの本は2歳になった今でも大好き!
紙が厚手なので破れないし、文字も少ないので
1歳の誕生日プレゼントに最適だと思います。
大好き!バルンくん! 10ヶ月くらいのときに買いましたが1歳3ヶ月になる今までほとんど毎日読んでいます。初めは読み聞かせていましたが、バルンくんの友達がたくさん出てくるページが大好きなようで最近では一人で開いて楽しそうに眺めています。ほんとに男の子って車が大好きなんだな?と感心してしまいました。
憧れの旧車がぞくぞくと 『バルンくん!』と言うだけで、息子が振り向くくらいのお気に入り。擬音 が子供にキャッチ−なのと、おとなも見入ってしまう旧車の素晴らしさと絵 の上手さ!このシリーズは、ソフトカバーで2冊あるので、早くハード化を 望みます!それにしても、この中のどの車でもいいから運転してみたい。
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[ 単行本 ]
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任意の点P
・慶応義塾大学佐藤雅彦研究室 ・佐藤 雅彦 ・中村 至男
【美術出版社】
発売日: 2003-04
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
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・慶応義塾大学佐藤雅彦研究室 ・佐藤 雅彦 ・中村 至男
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カスタマー平均評価: 4.5
聞くだけではわからない 「オモシロイ」を遥かに通り過ぎ「美しい」にまで昇華した傑作。
百聞より一見を。
「シンプル(機能と美)な表現している立体視」 「シンプルな構造なんだけれども奥が深い立体視」
佐藤雅彦さんの作品はとても記憶に焼きつくものが多い.
そのなかでこの「任意の点P」は自分に衝撃を与えたもの.
立体視.
単純に二次元のものがレンズを通すと三次元に見えるもの.
シンプルな構造でしっかりと立体視の概要を表現していると思います.
ただ見て楽しむ.
それだけでいい気がします、この本に限っては.
飛躍! 他の方のカスタマーレビューで絶賛されており、脳の中で像が結ばれるという感覚を是非とも体験したくて購入しました。実際には、私はこの本以前にも3D立体視をマジカルアイなどの他の本で体験しておりましたので、そこまでの衝撃はありませんでした。しかし、本書に掲載されている作品は他の本とは異なり幾何学的で複雑ですので一見の価値ありです。眼鏡もついていますので今まで立体視できなかった人も楽しめます。またこの眼鏡は他の立体視の本にも使えますので大変便利です。
2次元から3次元への飛躍を是非楽しんでください!
親切ですよね… 個人的には裸眼で立体視出来ますのでめがねはいらないんですが(あ…軽く自慢になってしまった…その気は無かったです),友達とかは立体視するにはめがねが絶対必要なわけです.大抵の3D本はめがねが分離してましてなくしそうで怖いんですが,これはしっかりと付いてますので非常にありがたいです.
それはともかく…ポリゴンの3Dは参りました.写真やパターンの3Dはよくあるんですが,ポリゴンを使うあたりが…なんとなくらしい気がします.もう少し作品数があってもいい気もしますが,腹八分で抑えてるこの絶妙なバランスも好きです.立ち読み厳禁(出来ないか)で問題ない名作です.
2→2→2→1(!) ページにはふたつの絵。それを表紙の折り返しに付いているレンズをとおして見てみる。するとどうしたことか! ふたつの絵がひとつになって浮かび上がってくる。キリンが檻のなかにたたずんでいる様子だとか、森林のなかに雷が落ちて一本の木が砕け散る瞬間だとか、カタツムリが家の壁を這った軌跡だとかが、つぎつぎと3次元的にそこに現れる。 新聞の日曜版などでよく見かける3Dイラストをどうしても浮かび上がらすことができなかった方も、心配ご無用だ。専用レンズが驚くべき効果を発揮する。これを使えば、ふつうに見るだけで浮かんでくる。 紙の上では絵はふたつ。レンズを通過しても絵はふたつ。目に入ってもまだ絵はふたつ。最後の最後、脳の中でやっとふたつの絵がひとつにまとまる。デジタル技術の3Dやホログラムとのちがいはここだ。脳が、作業の最終段階のデバイスとして、いまこの瞬間に使われているんだということを実感することができる。 もし喫茶店とかで一人この本を味わっていたら、周囲から奇異に見られるだろう。でも、奇異に見た人にこの本を試しに見てもらおう。きっとその人にも「すごい。」と納得してもらえるはずだ。
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[ 単行本 ]
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よい子への道〈2〉
・おかべ りか
【福音館書店】
発売日: 2003-10
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
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・おかべ りか
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カスタマー平均評価: 5
するどいセンス&観察力 我が家を笑いの渦に引きこんだ『よい子への道』第二弾!前作でも感じたことだが、作者の笑いのセンスの良さに感心。 日常のなかの「もし○○が〜だったらコワイよねー」みたいなネタをさ〜っとすくい上げるのがホントに上手で、それはきっと、周りの物事や人物をよく観察しているからこそできることなのでしょう。 この、作者の対象との抜群の距離のとり方が、子供だましやきれい事とは無縁の世界をうみだしており、いい意味で日本人離れしてるなあ、と思います。
晴れ、ときどき爆笑 おかべさんの「よい子への道」が帰ってきた!いま日本のマンガ家で一番マンガ絵がうまいかも、というくらいれっきとしたマンガなのに、コミックマニアの盲点になっているのは絵本のコーナーに置いてあるから。マンガの好きな人すべてにおすすめです。 福音館書店の「おおきなポケット」というマンガ家も描いている月刊誌の中でも、創刊当時から知る人ぞ知るひとコママンガで大人気でした。 実は連載が終わって雑誌も見かけないと思っていたら、サイレントマンガの傑作「とちめんぼう劇場」が出て、あわててさがしたら、「よい子への道」がまた連載していた!のでした。 おかべさんのすごいのは、今はまるで人気のない大人マンガの手法をきちんと消化して子どもも大人も笑えるものにしてしまったことで!、それは表情やポーズをパターン化しながら、その多様な組み合わせで豊かな表現を可能にするマンガ絵の王道をきわめているからですが、そういうむずかしい話は忘れて下さい。子どもからお年寄りまできちんと描き分けられ、表情もひと目見ればどういう感情かはっきりわかる、ひけつがあるってこと。 「よい子がしてはいけない」ことを「しようと思ってもできない」ことに大げさにするだけのアイデアで、まさに名人芸というべき奇想天外さですが、こればかりは読んでもらわないと説明できません。 読み続けながら、ときどき笑いのツボにはまって爆笑してしまうことうけあいです。おまけまんがげきじょうは「とちめんぼう劇場」とおなじ、ワクがひいていない4コマのように上から下へすすむ読み方なのでそれだけ注意。「とちめんぼう劇場」でもおなじみの腹黒そうなウサギさん(笑)や陽気なおじさんも登場。
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