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[ 単行本 ]
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こわくないこわくない (とことこえほん)
・内田 麟太郎
【童心社】
発売日: 2002-07
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
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・内田 麟太郎 ・大島 妙子
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カスタマー平均評価: 5
いるいる うちにも反対ばっかり言う娘がいます。読んでる間はすごく真剣に聞いていて、読み終わった後はしばらーく考え込んで(?)います。そして、必ずもいっかい読んでと言います。怖いもの見たさでしょうが、なんだかその姿がかわいくってついつい何度でも読んでいます。文も読みやすく、言葉のリズムも良くって読んであげる立場からもお勧めです。
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[ 単行本 ]
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しっぱいにかんぱい!
・宮川 ひろ
【童心社】
発売日: 2008-09
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 1,155 円(税込)
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・宮川 ひろ ・小泉 るみ子
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より (童心社の絵本)
・田島 征彦
【童心社】
発売日: 1978-01
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
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・田島 征彦
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カスタマー平均評価: 5
大人にも子供にもウケる絵本 この絵本は文句なしに面白いです!
子供の友達が我が家に泊まりに来た時、
みんな興奮して眠れないだろうと思い、
寝る前にこの絵本を読み聞かせてあげたら、もう皆大喜び!
嬉しそうな笑顔が今でも忘れられません。
まともな道へ進めるよう、様々な絵本や教育本が書店に並んでいますが、
この絵本は、そういう細かいことは一旦お休み。
スッキリ笑えるストーリーになっています。
主人公「そうべい」のキャラクター、
彼だからこそ起こる数々のハプニング、
地獄でもマイペースな彼の「生き(死に?)様」は…、
「地獄に落ちるようなことをしてはいけないよ」という人間の道徳を、
一瞬にして覆します。笑を添えて。
ある意味パンクです(笑)
そして、最後のオチ!
笑わずにはいられません。
さらに、独特な文体は、リズムもよく、
読む人にも、聞く人にも心地よい喜びを与えます。
お子さんの元気がなくて、ちょっと心配な時など、
細かく話し合うのも大切ですが、たまには、この絵本を読んであげてみてください。
読み終えた後は、スッキリ楽しい気持ちになるし、
「クヨクヨしてても仕方ないな」と自然に思えてきますよ!
子どもの心ワシつかみ 読み聞かせにもってこいの一冊。
子どもと一緒に、げらげら笑いながら、たのしい一時。
スローで深い絵本もいいですが、日本の伝統芸能=落語のリズムに乗せて日本語を楽しめるこの絵本。
『じごくのそうべぇ』ある意味深?いです。
笑う角には福来り 今から20年前桂べかこが、TVでこの本を読み聞かせしていたのを観て、
この世にこんなおもしろい絵本があったのか!と、
衝撃を受けました。
今、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」で地獄八景が使われて、
落語としてのこの話のおもしろさと奥の深さに改めて
長い間皆に支持されるのが実感しました。
絵の迫力が面白さを倍増!
関西出身の私は新学期の読み聞かせの1発目は必ず「そうべい」です。
これで、つかみはグー!
読み聞かせには最高です 子供が幼稚園の頃に借りて帰ってきたのを 読み聞かせしました。
読んでいる間中 ゲラゲラとず?っと笑って聞いていました。 読み終わっても何度でも読んで読んでとリクエストがありました。
幼稚園の読み聞かせでも 読みましたら大好評でした。
その後 学校でも図書館でも いつも貸し出し中でなかなか読めなかったので 今回購入しました。
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ コンキチ :田島征彦さんの絵には強さがあります
軽業師のそうべえは、つなわたりの途中で
バランスを崩し、命を落としてしまいます
特別悪いこともしていないのに地獄いき・・
閻魔大王、赤鬼青鬼、奪衣婆、三途の川等
地獄絵巻になっていますが、怖くないのです。
鬼もなんだか可愛いし、ちょっと間抜けな
地獄めぐりとしても楽しめます。上方落語
らしく関西の言葉も柔らかく耳障りがいいので
リズムよく読み聞かせができる素敵な絵本です。
第1回絵本にっぽん賞を受賞しています。
ナターシャ:絵の迫力に圧倒されてしまいました。
「そうべえごくらくへゆく」「そうべえまっくろけのけ」
シリーズになっていますね、途中から一緒になる
4人組で地獄から生還できるか?
理不尽な閻魔様の裁きでも4人は悲観しないで
その場その場で機知を発揮して難題を解決するさまが
潔く読み終わりがさわやかです。
コンキチ :4歳くらいから充分楽しめる絵本ですね
人呑鬼の腹の中で内臓をいじって懲らしめる
ところは必見です。
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[ 単行本 ]
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その前提が間違いです。 (講談社BIZ)
・清水 勝彦
【講談社】
発売日: 2007-05-30
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
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・清水 勝彦
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カスタマー平均評価: 4
「前提」って丁寧に確認しなければいけないなあと改めて実感 いくら論理的に思考したとしても論理の「起点」「前提」が違っていれば、正しい解決策にはたどりつけないという点について主張されています。
たとえば、どらえもんで「のび太が野球の試合でエラーをしたために負けた」という問題があった場合に「のび太が悪い」という結論になりますが、そもそものび太をメンバーにいれるのがよかったのか?誰がのび太をメンバーに加えたのか?という前提・起点から議論をはじめないと、問題の解決は出来ないのではないか?ということです。
そういった問題意識を「組織」「戦略」「人」にあてはめて分析しています。
私は、以下のまとめが非常に勉強になりました。
■経営を考える十大前提
1組織とは考え方や価値観の異なる人間の集まり
2新しく必要な情報は組織やルールだけに頼ったら流れない
3「やりやすいこと」「やれること」だけをやっていては組織は成り立たない。「やらなくてはならないこと」を追求することが経営である。
4すべての施策にはプラスとマイナスがある(トレードオフ)
5明確な「ビジョン」「戦略」とは、コトバが明確なことではなく、他社との差別化が明確なことを言う。
6もともと未来志向の戦略や施策はつねに実行段階で問題・課題に直面し、修正を必要とする。戦略の立案・修正と実行は一心同体。
7新しいことをやろうと思ったら、抵抗があって当たり前。ないほうがおかしい。
8採用とは、「欲しい人材」像を明確にし、「ほしい人材が」が応募するようにする経営の仕事である。
9採用、人事評価・処遇制度は企業の根幹をなす仕組みであって、どんな制度でも地道な実行と修正の取り組みがなければ効果は上がらない。
10人事は「人事部」の問題でも、「国のカルチャー」の問題でもない。一つひとつの企業の「経営」の問題である。
「常識」を疑え!! "その前提が間違いです。"はオーソドックスに「まずは前提を疑え!!」なクリティカルシンキング本。PERが低い会社は「お買い得」なのか?アップルは昔から長期負債がほとんどない無借金経営。優良財務体質の会社・・・。何も考えてないとすぅっといってしまいそうな話ですが・・・。無借金=優良ではないし、低PER=お買い得ではない。「前提」がズレてしまうと導かれる結論も当然間違ってしまう。よくある「常識を疑え」論なのですが業務の改善にはひとつのブレイクスルーよりもこういう前提違いをちょこまか改善していくほうが結局大きな改善につながることが多いのじゃないでしょうか・・・は自分の体験的実感でもあります。
部門間のセクショナリズムがあるから組織内のコミュニケーションがうまくいかない。じゃあ部門自体を無くすのがいいのか。何事においても100%いいことばかりのシステム・組織体などあるはずもなくデメリットとメリットの見極めが肝心。誰でもわかるんだけど見落としがちな盛りだくさんCASEスタディ。
目からうろこでした うわべの理論の多い日本のビジネス書にあって、ストレートに”本音”ベースで本質をついた良書だと思う。前提自体が間違っていないかという個々事例は、どれもある意味、身に覚えのあるものばかりであり、物事をステレオタイプに考える傾向がある日本人にある意味新しい見方を教えてくれている気がする。例えば、”部門間のセクショナリズムのために、部門間の連携がうまくいかない”という問題に対しては、”部門間には利害や考え方の対立があってあたりまえ”といってのけ、”やりやすいこと、やりたいことだけをやっていては組織はなりたたない、やらなくてはならないことを追求することが経営である”という筆者の主張に共感を思える。 たまたま、同じ著者の戦略の原点を読んだのがきっかけでこの本を読むことになったが、どちらも原点に戻って考えさせられるものとなった。
書いてあることは至って普通 ビジネスの現場でよく直面する問題点や不平不満の原因となる状況について、「本当にそうなのか?」ということを事例を挙げながら解説していくという構成。
論理的思考やロジカルシンキングに関する書籍が増えているが、これらの思考はあくまで道筋を辿るものであって、出発点が間違っていれば到達する結論も間違うという、至って普通のことが書いてあり、それ自体「目からウロコが落ちる」ような斬新さがあるわけではない。とはいえ、何かと忙しい日常では盲点になっているかも知れない、ということを自省するのにはよいのかも。
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[ 単行本 ]
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みんな,絵本から
・柳田 邦男
【講談社】
発売日: 2009-01-27
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
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・柳田 邦男 ・石井 麻木
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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14ひきのシリーズ(12冊セット)
・いわむら かずお
【童心社】
発売日: 2008-02
参考価格: 15,120 円(税込)
販売価格: 15,120 円(税込)
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・いわむら かずお
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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あかちゃんのうた
・松谷 みよ子
【童心社】
発売日: 1971-08
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
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・松谷 みよ子 ・いわさき ちひろ
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カスタマー平均評価: 4
あかちゃんのうた 子供が生まれてまもなく なんて赤ちゃんに話しかけたら良いのかわかりませんでした。松谷みよ子さんの本が欲しくて読み聞かせをしようと購入しましたが お母さんのための絵本かな。 どんなふうに語りかけたり、遊んだりしたら良いか、 こんな風にすればいいのかな、って思えるようになり、 これを読んでから散歩の時など風さんがあいさつしているよ〜などと話しかけています。 私は新生児の育児の大変な頃これをよんで随分やさしい幸福な気持ちになれました。 いまでも時々読み返しています。 いわさきちひろの絵がまた優しく、大切な気持ちを確認できる、 そんなあたたかい本です。
絵本ではなかったので・・・ 赤ちゃんと一緒に読むのはちょっと違うかなって感じですが、大人が読んで、その内容、というか語り掛けをしてあげるのはいいと思います。赤ちゃんに話し掛けたくても何を話せばいいのやら・・・っていう方にはお勧めです。
あかちゃんも、おかあさんも愛しくなる一冊。 こどものために・・・と買ったものですが、いつしか私自身の安らぎの一冊になりました。絵の中の愛しい母子をみて、例えば散歩中・買い物中の自分達もこんな愛しい1シーンがあるのだろうなぁ・・と感じました。もっと早くこの本に出会って、産まれる前のおなかにも「かいぐり、かいぐり・・」と声をかけてあげたかったと思うぐらい!とても良い本です。
きれいな語りかけの言葉 よく母親から赤ちゃんへの語りかけが大事、といわれるけど、私は初めての子供を持った時、なにを話し掛ければよいのか、言葉につまってしまいがちでした。でも、この絵本の中の言葉をくちずさむと、心地よい響きのものばかりで、穏やかな気持ちになれました。3歳になった今でも、子供はこのやさしい旋律を気に入っているようです。 そしていわさきちひろさんの柔らかくほのぼのとした挿絵が、なんどめくっても飽きがきません。
初めて読んであげる絵本に最適 ママも優しいきもちになれる、昔見て聞いたような挿絵と文。子供は,犬の絵が特にお気に入り。歌をうたうような気持ちで読んであげられます。
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[ 単行本 ]
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ぐりとぐらの1・2・3
・なかがわ りえこ
【福音館書店】
発売日: 2004-10
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
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・なかがわ りえこ ・やまわき ゆりこ
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カスタマー平均評価: 5
お出かけの定番 「ぐりとぐらのあいうえお」、と合わせて、
娘が2歳の頃に購入しました。
サイズが小さいのでかさばらず、
2冊とも、お出かけの時の定番です。
4歳になった今ではひとりで読めるようになりましたが
2はふたり、2かい、ふたつ
4は4にん、よっつ、4とうぶん、
5は5わ、5きょく、5つぶ、など
楽しみながら量詞が覚えられちゃいます。
言葉のリズムがいいので、読むのが楽しいみたいです。
高品質、低価格、お手ごろサイズ 娘が2歳のころ、実家の母が送ってくれました。
子供が自分で持って読めるサイズなので、字が読めなくても外出先でめくっては楽しんでいました。
日本語って数字でもいろいろな読み方があるので(たとえば、『1』でも「いち」「ひと」「ひぃ」など)、それに親しむにもいい本だと思いました。
子供に大うけ! 0歳の時に「ぐりとぐらのあいうえお」を買って、何度も読んであげていました。 2歳を目前とした今、その本をいきなり暗誦しだして、「なんとまあ/にんじんぬいたら/ねっこのひげが/のびほうだい!」などと 口にするようになりました。リズミカルでおもしろかったのでしょう。 さっそくこの「1・2・3」も購入してしまいました。絵本の大きさが、子供のリュックに入るサイズなので、ぽいと入れてぐずる時には取り出して読んであげると、涙も引っ込みます。 子供なりの好きな絵、好きな文、というのがあるらしく、今は「10.とまとの父さん」のページに来るとおかしくてしかたない、 というように息を切らせて笑います。 それにしても、絵の色がとても綺麗です。少しくすんだシックなグリーン、レッド、オレンジ・・・。 やまわきゆりこさんの絵は大好きなのですが、何色の絵の具を使っているのだろう?と画材ショップに足を運んでしまいました。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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人生を決めた15分 創造の1/10000
・奥山 清行
【ランダムハウス講談社】
発売日: 2008-05-24
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
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・奥山 清行
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カスタマー平均評価: 5
情熱の塊の中に感じさせる豊かな常識 何て痛快で、日本人離れしたデザイナーが登場したものだ。この本はまさに、その奥山清行の情熱溢れる人生と人格がたくさん読み取れる本としても傑作だと思う。次から次と繰り広げられる多面的な出来事と仕事のシーン。そして、突きつけられた難局を乗り越える勇気とエスプリ。その織りなす中には氏の愛情がたっぷりと注ぎ込まれているから、読んだ後には豊かな情感がこみ上げて来る。抜群にうまい!とは言い難いが、本当にたくさんのスケッチがちりばめられているので、これは一つの作品集でもある訳だ。奥山清行さんに心から拍手をおくりたい。
ただ、残念なのは欲張った本のタイトルで、せっかくの本の内容が台無しになっている点と、色々な書店を回っても適切な場所に置かれていないことである。まだ、相当数の人がこの本の存在を知らないと思う。出版社のマーケッティングとやらが足を引っ張っていることが最近多く見かけるが、その代表例ではないかと感じる。
世界的日本人の強力なメッセージが伝わる まずタイトルがかっこいいです。もちろん、中に出てくるイラストも。そして世界で活躍してきた奥山さんが伝えるメッセージが熱く伝わってきます。
このタイトルは「10000点のイラストを描いた中の1点から必然的に、人生を決める15分が生まれる」という意味だそうです。多作が成功を生むというひとつの答えでもあります。数こなすことで、自分に自信を持てるということであり、どんなビジネスにも当てはまります。
世界での仕事のやり方を経験してきた著者から見た、日本における問題点をずばっと切り込んでくれています。特に日本での会議では感情を出さず、議論になったときには個人攻撃をする。一方、アメリカやイタリアでは感情を表に出しつつ、激しい議論にすぐなりますが、その対象は相手の仕事。会議後は和やかに後腐れ無く終われる。というところは見習いたいです。
これからKEN OKUYAMAブランドでスポーツカーを販売開始するという大きな夢を実現し、その活躍の場を広げ続ける著者の志や意気込みがひしひしと伝わってきました。ほれぼれするような生き方ですね。
イラストが美しいから許す 正直言って、成功したビジネスマンの自伝は、あんまり読みたいとは思わない。
結局の所、その人一人の経験に基づいているだけで、一般論にはつながらないから。
うんうんそうだね、苦労したんだね、と思うだけ。
それと、自動車業界とつきあいの深い方だけに、日本式のビジネススタイルに対する嫌悪は相当な物らしい。
僕自身の職場が結構マシなのは知っているけど、酷いところはまだかなり酷いんだろうとは思う。
でも、もうわかったからってくらい繰り返すのは構成が下手な証拠だ。
感情が押さえきれないんだろうけど。
とは言え。
その辺の欠点を補ってあまりあるのは、前ページに掲載されたイラストと写真、それにキャプション。
これは文句無しにすばらしい。
まぁ、奥山デザインに対する好き嫌いはあるとは思う。
(僕は、あんまりかっこいいと思わない(エンツォも嫌い))
でも、一流のデザイナーの仕事を知りたいなら、悪くはない。
カッコいい仕事人の姿 めっちゃカッコいぃ!生き方考え方そして迫力のあるデッサン。最初は値段に引いたけど買って良かった。特に社会人になったばかり?20代の人には個人的にお勧め。
ちょっとカッコよすぎるが コルベット、ポルシェ、フェラーリ
世界のの3大スポーツカーのデザインを手がけた奥山清行氏の
デザイン画+メッセージのコラボ本。
15分で書いたデザイン画でフェラーリ会長に
プロジェクトGOを勝ち得たエピソードなど、
かっこよすぎるのだが、メッセージのあちこちに現れる苦労話に、
この人も大変だったなと思わせるものがある。
自らの想像力で世界のビジネスに渡り合うというのは
こういうことなのかと、考えさせられた。
自分はもう歳だが、若い人たちにこそ
氏のメッセージからパワーを得て欲しいと思う。
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[ 新書 ]
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40歳からの仕事術 (新潮新書)
・山本 真司
【新潮社】
発売日: 2004-03
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
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・山本 真司
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カスタマー平均評価: 4.5
“社会人よ,勉強しろ!”というスタンス 序章 終末と始まりの予感
第1章 MBA不要論
第2章 自立するための思考法
第3章 本質をえぐる分析技術
第4章 メッセージを売り込め
第5章 自分を変える戦略
終章 決断
著者は東京(1958年)生まれ。本書執筆時はA.T.カーニー勤務(ヴァイス・プレジデント)。経営コンサルタント。慶応大(経済)卒。シカゴ大学でMBA(with honor)。すげぇ,“MBA with honor”ってのを初めて見た。東京銀行,ボストン・コンサルティングに勤務履歴。ってことは,堀紘一とお友達(本書あとがきに言及あり)。Wikiには,「ベイン・アンド・カンパニー日本法人代表」という肩書もある。
親書で初めて対話形式の文章を読んだ。40歳を過ぎてこんな体裁の親書を読むとは不覚であったが,偏見を打破された思いがした。表紙カバーにある著者の写真はちょっときもいが,文章やその思想はとてもわかりやすい。
著者は“ビジネス書・ビジネススキル本”がサラリーマン読者にさえ与える抵抗感をよく感知している。しかし,“社会人よ,勉強しろ!”というスタンスは,まるで綿に包まれた針のように柔らかい表現の中に鋭利である。
僕ももっと勉強しよう。(459字)
仮説の重要性、コンサル活用の極意 まさに目から鱗の良書でした。
私もコンサルの一人ですが、知らず知らずのうちに
自分自身も「分析もどき分析症候群」に罹っていました。
完璧な分析にするためにデータ収集に奔走していた日々。
そんな時、この本に出会いました。
「捨てる」「教えない」「非常識」こそコンサルに必要なスキル、
この点非常に勉強になりました。
また、仮説検証法が分析手法より時間効率が良いとうのも
新たな発見でした。やはりコンサルに必要な資質とは「自
ら考える能力」です。世の中で必要とされるのは特定の技
術でも肩書きでもなく「自分の考え」でそれを実践し、実績
を上げることは今後も深く心に刻みたい。紋切り型のコンサル
では通用しない時代になるでしょう。
何故、「知識のひけらかし」と言う悪口が普及したのか、判る様な気もする。 本書を、読んだのは、40代前半だった。
「期待外れ」と言うのが正直な感想だったが、
新書版の安い本なので、殆んど、腹を立てる事も
無く、其の儘、忘れていた。
トレーディング関係のレヴューを読んでいて、
数年前、本書を読んだのを思い出して、今、此れを
書いているが、MBAホルダーで有っても、
「こんなにラクに仕事してんのか」
と、数年前、本書を読んだ時も思ったし、
今も、そう思う。
一例を挙げると「仮説検証法」なんて
システム・トレーダーにとっては、
「基礎中の基礎」である。
簡単に言うと、「コンサルと企業体」を
合体させた「存在」が、一人のシステム・トレーダーで
ある。自分で「経営戦略」を構築・プランニングして、
自分で、ビジネスを実行して、自分で儲けて行くのだ。
勿論、戦略的プランニングの重要なるプロセスとして
「検証」が有る。
レクチャーの手法や内容にしても、
「図で書いて説明するには、ある種の『絵心』が必要」とか、
「最初に、3項目と決めて置いて、箇条書きで説明する」とか、
私は、20代の頃から、知っていたし、
この程度の事は、30歳前の予備校講師でも
判り切った事である。
更に、ユング心理学云々等は、丸で大学生の一般教養課程レヴェル。
日本人のサラリーマンと言うのは、こんなに、舐め捲くられて
居るのか、と思うと「驚愕的!」である。
しかし、受講者であるサラリーマン諸氏は、
「仕事として!給料を貰いながら!」
レクチャーを受けている、正確には
「受けさせられている」のだから、
怨み言の一つも言いたくも為るだろう、と思う。
「知識のひけらかし」と言うのが、
どうやら、その一つらしい、と言う事に
思い当たったので、今、このレヴューを書いている
次第である。
経験を仕事のスキルに変える、40歳からの戦略的な勉強方法 40歳代のビジネスマンを再生するための戦略的な勉強法を提案する本である。ここでいう戦略的というのは、時間の限られた40歳のために、捨てるものと身につけるべきものを峻別することである。
著者はMBAはもう旧いと言う。大事なのは旧いのフレームワークや他人の意見ではなく、自分の頭で考えること自分の意見である。他人と異なる自分の意見を持てるのは、実務経験の乏しいMBA修了者ではなく経験豊富な40歳である。自分の経験を整理し、使えるように再構成し、プラス最低限必要な新たなスキル(英語力、本質を見抜く分析技術、伝達術)を身につけることを薦めるのが基本コンセプトである。
英語力では、文法も語彙力も読解力もスピーキングもヒヤリングもと、手広く手がけるのではなく、日本人の得意な読解力を鍛えることで語彙力や話す能力も引き上げる勉強法を提案している。英語学習において「何を捨てるか?」である。
本質をえぐりだす分析技術に関しては、現状分析という名の描写で留まらず、因果関係分析を行うことの大事さを説いている。
次に、上記から出てきたメッセージを如何に伝えるか?という観点での伝達術の重要性を説いている。聞き手の属性に応じて、伝え方やプレゼンでフォーカスする内容を変えたり、伝達の方法そのものを変えることの重要性を説いている。
これらを行うことで、半年で自分が変わった兆候が見え、一年で変わったかもしれないという感触が得られ、2年で周りからも変わったといわれるようになる。
最後に、時間管理術として、仕事の時間の質、作業内容に応じて必要とされる時間の質、仕事を4つに分けでマネージする仕事PPM、について書かれている、どれもシンプルだが重要な内容である。しかしながら自分を振り返ると、これらの時間管理術をきちんと意識しているかというと心もとない。
今後は、この本に書かれているビジネススキルを戦略的に身につけて生きたいと思う。
中年層に勇気を与える経営の入門の入門 「40歳を過ぎてもまだまだ社会で戦える」、「MBAなんか持っていなくてもこれからの努力次第で挽回できる」というメッセージを読者に強く訴えかけている。本の内容としては、山本さんの別の本「会社を変える戦略」の方が秀逸だったが、いずれも経営とはなんぞやということを物語風に分かりやすく説いており、これまで経営を体系的に勉強したことのなかった人たちが読むと、なるほどと合点がいくに違いない。経営学の入門の入門という位置づけだろう。とかく成功したコンサルタントが書く本というのは、ちょっと冷たい感じのロジック優位のものが多いが、山本さんの著述を通じた取組は、裾野を広げるという意味でなかなか立派だと思う。
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